6年前に書き込んでいたこと。

ちょうど、2013年の今頃にトライアル公演『発見』を宣伝していた。
結成後に市街劇を経て初めてお客を座席に座らせての公演になる。
当時、何にも使われていなかった氷見の漁業交流館で、残された壁を利用しつつ、そこに壁面を一枚足してL字型に舞台を囲んでいた。そんな意味では血パンダはプロセニアムの公演がほぼ無い。

基本的に、役者は互いの距離感と間の中で、自分が中心になることだけを考えてせめぎ合います。
それぞれの個体差の噛み合わせで、ある程度固定されている部分はありますが、全ての回で、ニュアンスが全く違うという可能性もあります。
あるセリフを辛辣にぶつけ合った日があれば、なんとなく慰め合う様なやり取りになる日もある。
今回は、人物の背景情報少なめなので、流れの圧力をお楽しみください。

距離の取り合いと、その距離感とセリフの整合性を合わせることが稽古の大部分になっていると、プロセほど退屈な舞台と客席の関係は無いという風に感じられる。
今は、これに加えて、人が同時に言葉を口走ったり、複数のセリフ間で思考が切れていない様子というのを、台本の段階から意識して書く様になっているので、空気を詰めたり解放したりをコントロールできる幅がもう少し増えている様に思う。