演劇の見せ方をアップデートしろですって

野田秀樹が演劇が死ぬとか言って非難されていて、軽く大騒動の流れで、演劇も配信でもして、マネタイズ方法をアップデートせぇよとか、適当なことを抜かす連中も居るので、先日から、無観客上演について考えていた。
あ、芸術なんてずっと死んだり死ななかったりしていたので、演劇が死ぬとか死なないとか言ったところで、死ぬわけがないかとっくに死んでるか、とりあえずなんでも字義通りに受け止めたり、新型ウイルスに感染云々は、やめて考えた方がいいんじゃなかろうか。問題は政府の思いつきに対する、みんなの反応ね。
ついでに言えば、血パンダは無観客でもやります。俺が見る。生だから以前に、見る度にニュアンス違う可能性が出るように作っているので、普通に客席で見たいわ。制作費の自電車操業のチェーンが切れるのは、ちょっと嫌なだけですね。嫌だな。

ところで、演劇を映像に収める方法ですよ。他は知らんけど、血パンダの場合。
日常の行為と同じ熱量でやるし、客席と舞台を完全に分断するなんてことはとっくに捨てているので、いい感じで場内の何処かに居る感覚に似たものを再現できれば、ある程度はいけるんじゃないかと考えた。
行為の熱量を上げることで、見て取れる情報量を減らすのが一番の問題なので、過剰さ前提。複数の定点カメラからの映像をそのまま見るのが一番だ。
その時点でわけがわからないってことなら、単に血パンダは君向けじゃない。劇場中継なら昔からどこでもやってるから、そっちのブラッシュアップを待ってください。

とりあえずの思いつきとしては、360度カメラが2台と、同じく一眼が2台。マイク。一画面に4視点を全て並列に出す。画面の前に居て、他人の気配が無い状態だけど、情報量の過剰さだけならなんとかなる気がする。そのくらいあれば、稽古の過程で見たり考えたりしている最低限の視点がおさえられる筈。書いて演出する人間の視点を基準に考えるってことで、そこは上から目線じゃなくて、誠実さと捉えてほしい。秘密は何もない。

配信するなら、そいつらを同時にPCに放り込んで4画面そのまま出す。
もうちょっと調べてみんとわからんけど、なんやかんやでカメラ間のラグで死にそうだし、機材費はどのくらいかかるんだろ。
中古機材あるよとか、お金とか支援してくれるなら喜んで。ブツや金額によっては、配信も生血パンダも招待しちゃう。
まぁ、そのうち実験してみよう。